お役立ちコラム

トラップ不調が引き起こす問題

排水管のトラップは、下水からの悪臭や害虫の侵入を防ぐ重要な役割を担っています。しかし、このトラップに不調が起きると、以下のような問題が発生します。

悪臭の発生

下水の嫌な臭いが室内に充満します。

水の流れの悪化

トラップ部分に汚れが溜まり、水の流れが悪くなります。

つまり・逆流

放置すると汚れが固着し、最終的につまりや水の逆流を引き起こす可能性があります。

日頃からできるトラップ不調の予防策

トラブルを未然に防ぐため、普段から以下の点に注意しましょう。

油や食べ物のカスを流さない

油は冷えると固まり、排水管内でこびりつき、つまりの大きな原因となります。

定期的な清掃

手の届く範囲の排水口やトラップをこまめに掃除し、汚れの蓄積を防ぎましょう。

熱湯を流さない

熱湯は排水管を傷める原因となるため、流さないようにしましょう。

もしトラップに不調を感じたら、早めの対処が肝心です。ご自身での解決が難しい場合は、専門業者に相談しましょう。

排水管が破裂する主な原因

排水管が破裂する原因は、ひとつではありません。主な原因は以下のとおりです。

経年劣化

排水管は長年使用することで少しずつ劣化していきます。特に古いマンションや戸建て住宅では、ひび割れや破損が生じやすくなります。

冬場の凍結

寒さが厳しい時期には、排水管内部に溜まった水が凍結し、膨張することで配管に圧力がかかります。これが原因で破裂に至ることがあります。

排水管内のつまり

髪の毛や油、食べ物のカスなどが蓄積し、排水管がつまると、水の流れがせき止められます。これにより、つまった箇所の上部に水の重みによる圧力がかかり、特に古い配管や弱い部分がその負荷に耐えきれず、破裂してしまうことがあります。

衝撃や外部からの圧力

地震による揺れや、配管に直接的な衝撃が加わることで破損することもあります。

今すぐできる予防策

排水管の破裂という最悪の事態を防ぐため、日頃から以下の予防策を実践しましょう。

排水口の清掃

定期的に排水口を掃除し、髪の毛や油、石鹸カスなどが溜まらないように心がけてください。

冬場の凍結防止対策

寒い時期には、露出している排水管に保温材を巻くなどの凍結防止対策をおすすめします。

熱い油を流さない

揚げ物に使った油などをそのままシンクに流すと、排水管内で固まり、つまりの原因になります。油は新聞紙などで吸わせて捨てるようにしましょう。

万が一、排水管が破裂してしまった場合は、まずそれ以上水を流さないようにしましょう。二次被害を防ぐことが最も大切です。ご自身での修理は難しいため、業者に相談しましょう。

排水管トラブルのよくある事例1：キッチンのシンクから悪臭がする

原因

流した油や食べ物のカスが排水管内で固まり、雑菌が繁殖しているためです。

対策

使用済みの油はそのまま流さず、新聞紙などで吸わせて捨てましょう。排水口ネットを活用し、こまめな掃除を心がけることが大切です。

排水管トラブルのよくある事例2：トイレの水の流れが悪い、つまりやすい

原因

トイレットペーパーの使いすぎや、固形物を流したことによるつまりです。

対策

トイレットペーパーは適量を心がけ、ティッシュペーパーなど溶けにくいものは決して流さないでください。

排水管トラブルのよくある事例3：洗面台の下から水が漏れている

原因

排水管と配管の接続部分のパッキンの劣化や、ナットの緩みが考えられます。

対策

軽度の緩みであれば締め直すことで解決できる場合もありますが、劣化が進んでいる場合は交換が必要です。

排水管清掃業者

高圧洗浄機などで「管の中の汚れをキレイにする」のが主な作業です。

水道工事業者

清掃はもちろん、排水管の破裂や水漏れ修理など、配管自体の修理・交換まで対応できます。

クニケンは福岡市の「水道局指定」の水道工事業者です。原因がつまりなのか破裂なのかわからない深刻な水道トラブルこそ、修理まで一貫して対応できる水道工事業者にお任せください。福岡県全域、まずは無料で原因を調査し、お見積もりをお出しします。

排水管を長持ちさせるための日頃の心がけ

定期的な洗浄

市販の排水管洗浄剤などを利用して、定期的に排水管内部の汚れを落としましょう。

流すものに注意する

キッチンでは油や生ゴミ、浴室では髪の毛や石鹸カスを流さないように注意しましょう。

専門家による点検

配管の劣化は目に見えません。特に築年数の古い建物にお住まいの方は、定期的に専門家による点検を依頼することで、大きなトラブルになる前に原因を発見できます。

もし、ご自身での解決が難しいと感じた場合は、無理をせず専門家へご相談ください。

排水管のメンテナンスもクニケンにお任せください！

マンションやビルでは、排水管の洗浄が定期的に行われることが一般的です。しかし、一戸建てやアパートでは、なかなか定期的なメンテナンスが行われていないのが現状です。

日頃からパイプ洗浄剤などで清掃している場合でも、排水管の寿命を延ばすためには、定期的な専門家による洗浄が必要です。

クニケンでは、キッチン、洗面所、お風呂場の排水管を、高圧洗浄機などの専用機器で一度に洗浄します。特に問題がなければ、時間のかからない作業です。

定期洗浄は状況によりますが、3年に1度を目安に行うことをおすすめしています。